白寿祝いのお返しについて
内祝いのマナーについて
長寿の祝いを特別な誕生日のお祝いと考えれば、お返しは特に必要はありません。
とはいえ、長寿にあやかりたいという願いに応え、長寿のめでたさをともに祝うという気持ちから、お返しをしたらいかがでしょう。その場合、それぞれのお祝いに応じたお返しをするのではなく、一律にお礼をします。
内祝いの時期について
お祝いのお返しは、家族が会を主催した場合は引き出物として当日お渡しします。
周囲の人が会を開いてくれて招かれた場合は、後日、記念品を贈ります。
内祝いの金額の相場と記念品について
現金をいただいた場合は、金額の半分から3分の1程度になります。
品物は、おめでたさを表すものがふさわしい品です。一般的には、赤飯や祝い菓子、「寿」の入った紅白の饅頭などが多いようです。
【お返しの品】
赤飯・菓子の詰め合わせ、紅白饅頭、紅白砂糖、かつお節パック、名入れの花瓶など
内祝いののしの書き方について
水引:紅白の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「内祝」「白寿内祝」「白寿記念」「賀寿内祝」など
表書き/姓名:上書きよりやや小さめのフルネーム(名前の右肩に年齢を入れます)
お礼状のマナーについて
長い人生の節目を特に祝ってくれたのですから、感謝の気持ちを率直に表します。
お礼をする相手は、ほとんどが年下の人になるわけですから、自分の気持だけでなく、相手を思いやる言葉を入れたいものです。
本人が手紙を書くのが不自由であったら、身内の人が代わって礼状を出すのがマナーです。
「贈答のルールとお金の事典」より